会計ソフトレビュー~会計大将その1~

・2008-10-28

tag : 会計ソフト /

※会計事務所でのアルバイト時代に使った範囲での使用感です。会計事務所での使い方になりますので、会社使用とは多少違っていると思います。ご了承下さい。

会計大将とは

 株式会社ミロク情報サービスが提供している会計ソフトです。基本機能の他にいろいろなオプションが別売りで用意されているようです。統合ソフトであるAceLinkNaviにモジュールとして組み込んで使う形になるようです。

 ミロクからは他にも財務大将・記帳くんなども出ていて(おそらく)操作に互換性はあると思われます(使ったことがないのでなんとも)。

実際に使っていた会計大将はこんなタイプ

 私が使っていたのはAceLinkNaviという会計事務所向け統合ソフトに組み込まれた会計大将でした。一つの統合ソフトに会計ソフト(会計大将)から決算内訳書、法人税申告書などが組み込まれています。

 ミロク情報システムにスタンドアローン版があるのか知りませんが、私が使っていたのはネットワーク版でした。事務所内にSQLサーバーを設置するタイプでした。

 以下、追加オプション以外の点について一年間とちょっとの期間使った使用感を紹介します。

全体的な感想

 統合ソフトだからかデザイン的に作り込まれている感じがあります。出力される元帳・各帳票は無駄なものがないきれいなレイアウトで、文字も非常に見やすいです。そして、特徴的なのがそのインターフェイスで、基本的にWindowsでよく見る画面はほとんど出てきません。メニューバーや各種設定画面でもミロク独自のインターフェイスを採用しています。Windows標準の見慣れた画面が出てくるのはファイル・フォルダ選択の時くらいでしょうか。それらも滅多に使うものではないので、まさに“専用ソフト”という感じを醸し出しています。

 機能面では、専用ソフトの領域だからかオプション項目の設定がめちゃめちゃ多いです。使うと非常に便利な設定も用意されているのですが、設定をいじることになれない人には、これらの機能を使いこなすのは至難の業ではないでしょうか。機能があることに気づかなければサポートに設定してもらおうとも思わないでしょうし。正直、学生時代フリーソフトをいじり倒していた私でも悩むところが多かったです。

 以下の詳細は非っ常に長いのでご注意

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銀行預金利息のコマい話

・2008-10-14

tag : 会計処理 /コマい話 /

 会計処理というカテゴリですが、正確には「仕訳の入力」でしょうか。

 発生ベースで処理をするにしても、預金関係の仕訳入力をする際の基本は「通帳を転記する」ことです。会計事務所でも通帳とにらめっこという光景をよく目にします。

 当然のことですが、記入されている金額は実際に動いた「純額」です。純額からは給与の天引き額・総合振込の振込先・相手負担の振込手数料...は見えてきません。動いた金額の詳細は書かれてませんから。

 しかし、詳細が通帳に書かれていないからといって、詳細を仕訳しなくていいわけではありません。仕訳入力の際は総合振込→振込明細、給与→給与明細などから純額のものを総額に分解していくのです。

 これらの最たるものが「銀行預金利息」ですが、この仕訳入力で「はて?」と思ってしまう方が多くいるようです。

 預金利息は所得税15%と住民税5%が差し引かれた金額が入金されます。入金額を受取利息額と所得税額と、住民税額に分けるには、逆をたどって

  1. 入金額÷80%=受取利息額
  2. 受取利息額×15%(5%)=所得税(住民税)

 この方法については誰も迷わないようですが、÷80%や×15%をしたときに出る端数をどうしたらいいか悩んでしまうようです。

 最初に言っておきますが、端数なんて1円です。全然影響ありません。受取利息額が1円増えたら非課税売上が1円増えるくらいのものです。(・・・それでも正確なものが気になってしょうがなかった私なのでこんな記事を書いてしまっているわけですが)

 結論から言います。

  1. 入金額(A)÷80%=(B) → 端数考慮必要なし
  2. A×15%(C) → 端数を切る(所得税額)
  3. A×5%(D) → 端数を切る(住民税額)
  4. A+B+C=受取利息額

 とにかく端数は切り捨てて足し直す!このようにすれば利息と源泉税をきちんとした形で対応させられます。ただ、現実の預金利息額は日割りで計算しているのだそう(伝聞)なので、利息額が多いときは手計算だとちょっと不安かも知れませんね。

 もう一度言いますが端数なんて1円です。課税標準の計算上切り捨てられるような金額です。気にしないようにしましょう。

月数計算のコマい話

・2008-10-04

tag : コマい話 /

A型らしい細か~いお話シリーズです(笑)

 以前、期間の数え方の記事でちょこっとだけ書いた「暦に従って計算する」ですが、その記事の中で「10月20日の1ヶ月後は・・・11月19日」といった例を挙げたのですが、逆の「10月20日から3月31日は何ヶ月になるのか?」ついては書いていませんでしたので補足しようと思います。

1月未満の期間が出る場合の期間の数え方

 資産を期中に取得した場合の減価償却や、未払費用・前払費用などの経過勘定項目では月数按分をして当期に対応する金額を求めます。ここでも基本は「暦に従って計算」します。また、こういった金額計算の場合、1月未満の期間は切り上げることが多いです。

 例として、10月20日から3月31日が何ヶ月分かを数えます。

  • 10/20~3/19(5ヶ月)、3/20~3/31(1ヶ月)

 これが正解の数え方です。

  • ×10/20~10/30(1ヶ月)、11/1~3/31(5ヶ月)

 ちなみに、上記(月を一つの単位として計算している)は間違いです。結果的に6ヶ月で問題はありませんが、これでは暦に従って計算していません。暦に従って計算するならば10/20からの1ヶ月間は10/20~11/19になります。1月未満の期間は期間の一番最後の月にしか出ません。

 これ(月を一つの単位として計算)をやってしまうと、例えば事業年度が2/20~2/19であったりした場合、最初と最後の月に1月未満の期間が出ることになり、それぞれを切り上げたら合計期間が1月増えてしまうので、このことからも問題だとわかるかと思います。

 事業年度が月の半ばで終わっていたり、事業年度は月末終わりでも、所得税額控除の計算期間の計算などで考慮することもあるので注意が必要かも知れません。

 細かいし、大勢に影響しないのでこんな点はあまり気にしてもしょうがないですがとりあえず。

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